木の幹、切り株、腐木などに着生するコケ
           
 ヤマトヨウジョウゴケ(クサリゴケ科) Cololejeunea japonica (苔類)              
低地にごく普通に生育し、都会の植栽木にもよく付く。
樹幹や岩上に着生する。
2008/2/11
この仲間は生きている葉の上に着生する種が
多いので「葉上の苔」という意味。
2008/2/11
 

           
 サヤゴケ(ヒナノハイゴケ科) Glyphomitrium humillimum (蘚類)              
低地の樹幹や岩上に生育する小型のこけ。
乾くと葉は茎に接するがほとんど縮れない。若いさくは倒卵形。
2006/2/25
湿ると葉は展開する。
葉は狭い被針形で全縁。
2007/4/7
さくの柄を包む雌苞葉が鞘状に長いことから「鞘苔」で、その特徴から
野外でも見分けることが出来る。雌雄同株でよくさくをつける。
2008/2/23
写真にはさく歯を広げたさく(中央)と、湿ってさく歯を閉じたさく
ごく若いさくが写っている。
2008/2/23



チャボヒラゴケ (ヒラゴケ科)  Neckera humilis  (蘚類)
谷間の樹幹に着生するコケ。この写真ではコナラの幹につい
ている。ヒラゴケは葉が扁平に付くことからの和名だが、
この種は枝の先にやや厚みがある。
2006/3/3
写真でオレンジっぽい色にみえてるのがさく
さくは葉(苞葉)に埋まるようにして見え隠れし、
苞葉からあまり出ることはない。
2006/3/3

 

タチヒダゴケ (タチヒダゴケ科)  Orthotrichum consobrinum  (蘚類)
樹幹、稀に石の上などに丸い小さな塊をつくる。
写真はセンター棟前の木製手摺の上に生えたもの。
右が乾いた状態、左が湿った状態。
2008/2/28
手摺の上に一列に若いさくが並んだ。
雌雄同株(異苞)でよくさくをつける。
2008/2/25
さくの帽は鐘状でひだがあり、無毛。
乾くと葉は強く巻縮する。
2008/2/28
葉は湿ると展開する。
葉縁は全縁で、中肋は葉先近くに達する。
2008/2/28

    

ニセヤハズゴケ (クモノスゴケ科)  Pallavicinia levieri (苔類)
やや湿った林下の倒木上や土上などに生育する。
クモノスゴケに似るが、葉状体の先が細くならない。
2005/2/21
雌雄異株。雌株の偽花被が伸びている。
2005/1/16

スカートのフリルのようにみえているのは
雌苞膜で、先が細裂する。
2006/3/25

雄株。
2006/3/25
雄株をアップにすると、雄苞膜が中肋に沿って恐竜
の背びれのように並んでいるのが見える。
2006/3/25

順次追加の予定
撮影:地職 恵
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